明日も生きたい日記

うつ病と適応障害を患ったアヤセが明日生きたいと願うブログ

ひと玉98円のキャベツ

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 遅くなってしまったが、6月の家計簿を締めてみた。

 5月中旬から二人暮らしを始めた。なにぶん二人暮らしは初めてなので、どれくらい生活にお金がかかるのか想像がつかなった。5月は半月だし初期費用も多いので検証ができないため、6月を分析することとした。

 水道光熱費、通信費などなどは、まぁ想像通りだった。

 驚いたのは食費だった。私たちは昼はお互い別々の小遣いから拠出するので、食費というのは朝ご飯と晩ご飯の分である。

 約55,000円もかかってしまった。

 いや、たしかに足りない調味料とか買い揃えたりしたので、若干初期費用的な支出もあるが、5万円オーバーだなんて……。

 二人で暮らせば、一人が別々に暮らすよりコストダウンが図れると聞いていたが、話が違う。確かに家賃は二人で割れば一人で暮らすより安く済むし、広さや設備の充実度のアップも図れる。事実そうなっている。しかし、繰り返すようで大変恥ずかしい話だが、食費が5万円オーバーだなんて……。

 

 私なりに分析してみた。

 結論から言うと、スキル不足であった。

 Zaimというアプリを使って家計簿を管理している。レシートをパシャリと撮ると、金額だけでなく、何を、どこで、いつ買ったのか一発でデータを入れることができる。手入力よりはるかに楽である。手軽さこそ家計簿が続く秘訣だと思う。

 話がそれてしまったが、6月に買った品目を見てみると「サラダ用千切りキャベツ108円」という項目が頻繁に出てきた。私は野菜を食べるのが好きで(もちろん焼肉も寿司も好きだが)、夕食には必ずサラダ的なものが一品欲しい人間である。二人暮らしを始めて時間と体力がない中で、この皿に盛るだけでサラダが一品完成する商品は大変重宝した。

 しかし、裏を返せば、キャベツを買ってきて千切りにする時間と体力と、そしてスキルを持ち合わせていなかったのでる。キャベツひと玉買ってきてそれを腐らせず、かつおいしく調理するスキルを持ち合わせていなかった。

 味付けはクックドゥー的なものを使っていた。これも家計を圧迫する原因のひとつである。

 7月16日現在、月を半分経過した段階だが、食費が2万円を切っている。単純計算すれば、イレギュラーを考慮しても4万円台に収まる計算である。

 6年ぶりの自炊を続けて、今はキャベツひと玉を調理仕切るスキルがついてきたように思う。だから、先週98円のキャベツをひと玉買ってきた。一食4分の一玉とすると、一食24.5円の計算だ。お肉と炒めて主菜に、調味料と和えてサラダに、コンソメで煮てスープに、あとはパスタの材料として使った。

 ほかの食材についても同様に、安いものを買ってそれを軸に置いてレシピを考える。調理時間が二人暮らしを始めた時と比べて格段に速くなったことも奏功している。

 

 お盆に2泊3日の旅行に行く予定がある。お金が無いのであまり良い宿には泊まれないが、とても楽しみである。料理スキルをさらに向上させて食費を浮かせ、そのお金でちょっとした贅沢ができたら良いなと考えている。

 

 何より、野菜を刻んでいるときは無心になることができて精神的に良い。