明日も生きたい日記

うつ病と適応障害を患ったアヤセが明日生きたいと願うブログ

しょぼい喫茶店に行ってきたよ〜〜

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 27日(土)に念願叶ってしょぼい喫茶店に行ってきた。

 本当は行こうかどうしようか迷っていたのだけれども、午前中に行った美容院の美容師の子に「行った方が良いですよー!!」と言われたので、勇気を出して行ってみた。

 到着したのはちょうど16時くらいで、17時からイベント営業だったので、しょぼ喫空間を味わえたのは1時間くらいだったのだけれども、とても良かった。

 なんと表現したら良いのだろうか、高校の放課後の部室のような、ゆっくりと優しい時間が流れていた。

 知り合いの方が先客でいらっしゃってて、半年ぶりに話せたのも運が良かった。

 

しょぼい喫茶店の本

しょぼい喫茶店の本

 

 

 書籍『しょぼい喫茶店の本』を読んで行ったので、えもいてんちょうさんに会えるかワクワクしていたが、こちらも運良く会えることができた。色々質問もさせてもらったけれども、嫌な顔ひとつせず、かと言って偉そうな感じもなく、ひとりの大人しい好青年といった感じで接して頂いた。

 本に書いてあった通り、実際に見ると店内はお世辞にも立派とは言えない内装で、什器備品も一般的なカフェや純喫茶の足元にも及ばないものが並んでいた。家庭用家電が並んでいるイメージ。でもこれが店内の優しい暖かい空気を作っているのだろう。そして、しょぼい起業の最適解なのだろう。

 

 ネタバレをしたくないので詳細は書籍が、『しょぼい喫茶店の本』には起業に至る経緯、起業後の苦労や努力やノウハウ、そしてその時々の感情がありありと書かれている。私はこの本を読んで(読み終えたのは店舗に着く2時間前だが)とても励まされた。一度社会からドロップアウトしてしまったえもいてんちょうさんとおりんさんの、生きるための、自分らしくいるための努力が、私に生きる活力と希望を与えてくれた。

 私も社会をドロップアウトしてしまった身で、なんとか復帰をしたものの、今もまたドロップアウト寸前で危ない状況だが、明日からまた生きようと思うことができた。

 

 生きようと思えることは、そのことが当たり前すぎて語られることは世間ではほとんど無いけれど、私のような障害を持っている人間にとってはとても難しいことだ。厚生労働省が3年ごとに全国の医療施設に対して行っている「患者調査」によると、平成26年医療機関を受療したうつ病躁うつ病の総患者数は112万人だそうだ。それだけの人が、生きるということに意味を見出せなかったり、生きづらさを抱えている。

 抑うつ状態だと、文字を読むのも難しいと思うけれど、もし辛い思いを抱いている人がいたら、この本を読んで欲しい。そしてお店に足を運んで欲しい。もちろん読まないで足を運んでも良いと思う。

 きっと、心が穏やかになる時間が、少しかもしれないけど、訪れるだろう。

 

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