明日も生きたい日記

うつ病と適応障害を患ったアヤセが明日生きたいと願うブログ

薬漬けになっても会社に行くべきか

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 うつ病を患ってから、もうかれこれ6年経つ。気づけばもう30歳。

 このところまた抑うつで会社を当日欠勤したり、遅刻や早退を繰り返している。今日も早退してしまった。

 会社にいると脳の中の感情の部分がギューッと押しつぶされるようだ。手足も緊張している感触がある。

 社内からの視線が最近厳しい。しかし、健常者から見ればそれはそうだ、と思う。あいつは毎週のように休んでる、さぼっている、ラクをしている、そう見えても別に普通のことだと思う。私もうつ病になる前は、そういう人をそういう目で見ていたから。

 会社の偉い人たち以外の社員には、うつ病であることを隠している。偉い人たちも庇ってくれたり、病状を心配してくれてきたが、そろそろ限界が来ているように感じる。

 本当にここ最近、視線が厳しいことを肌でヒリヒリと感じる。

 

 カウンセリングに行くと心理士に出勤状況を尋ねられるのが恒例になっている。今月は何日休みましたと答える。心理士はいつも「今月は頑張りましたね」「この季節だからしかたありませんね」「なんとか踏ん張ってますね」と、労いと慰めの言葉をかけてくれる。

 

 そう、今はなんとか踏ん張っている状況だと思う。連続欠勤は8月は無い。何とか持ちこたえている。

 それはソラナックスのお陰だろう。この薬は本当によく効く。飲んで15分くらい経つと不安感や恐怖感が無くなっている。薬が切れた反動も無い。朝起きて今日はしんどいなと感じても、ソラナックスを飲めば、家を出るまでにはメンタルが安定している。

 あまりに便利すぎるために、服用回数が増えてきてしまっている。最初に処方されたのは4月中旬くらいだっただろうか。その時期は週に2錠程度だったが、お盆前の週は毎日服用するようになっていた。

 私は頓服として2週間で5錠処方してもらっているが、すでに今もう手持ちが少なく、次の通院までなんとかやりくりしていかなければならない。もしくは、次回の予約を待たずに病院に行って追加で処方してもらうか。。。今の主治医はなるべく弱い薬、少ない薬で治療をしようとするので、追加がもらえるかは分かりかねる。虎の子のソラナックスになっている。

 ソラナックスについてネットで調べてみると、私のような頓服的な使用方法以外に、常用としての使用方法もあるらしい。依存性はあまり高くないと書かれている。でも、依存症のリスクはあると書いてあるサイトもある。

 どちらにせよ、もう薬は増やしたくない。服用する薬が増えるたびに、うつ病が悪化している証のような気がしてしまう。すでに抗うつ薬を毎食後2種類を1錠ずつと、寝る前に睡眠導入剤など3種類を2錠ずつ飲んでいる。今1日12錠飲んでいる。血液検査の数値は悪くないので、内臓への負担は今のところ大丈夫そうだが、気持ち的に嬉しいものではない。これに毎日ソラナックスを飲むようになると考えると気が滅入る。

 十分今でも薬漬けで、薬無しでは生きていけない身体なのだが、これ以上は増やしたくない。でも会社へ毎日出勤するためにはソラナックスの力が必要なのは、事実である。

 4月からメインの経理業務に加えて、他の業務にもぼちぼちアサインしている。これがソラナックスを使うようになった主な原因だとは思う。

 果たして薬漬けになってまで、会社へ行く必要がだろうか。昨日はソラナックスを敢えて飲まず、会社を休んだ。気分は最悪だった。ベッドに横になっても、うなされて起きて脂汗でびっしょりだった。

 私の会社、私がいないと回らない。私の仕事が滞ると他の社員も仕事ができなくなる。そして、これからもっと重要な仕事を任される予定になっている。それに生きていくにはお金が必要だ。家賃を払い、食費を払い、光熱費を支払わねばならない。医療費もかかる。

 

 私は会社に毎日出勤しなければならない。しかし、薬漬けにはなりたくない。

 もしかしたら、うつ病をオープンにするときが来ているのかもしれない。うつ病を隠さず働ければ、もしかしたら楽かもしれない。しかし、考えられるリスクは山ほどある。オープンにして働くか、クローズドで働くか、とても今悩んでいる。