明日も生きたい日記

うつ病と適応障害を患ったアヤセが明日生きたいと願うブログ

8月の食費

f:id:y_neteru:20190910175021j:image

 8月の食費(朝食、夕食)は35,877円だった。

 4万円を大幅に切れたことは嬉しい。しかもこれには月初の寿司7,000円が含まれる。それなのに大きく抑えられたのは大きい。

 食費を前月比で5,000円近く削ることに成功した理由はたぶん2つ。

 1つ目は、実家からの支援物資が貰えたこと。お盆に実家に行った時、山ほどのジャガイモと玉ねぎを持たされた。肉じゃが15食分くらいの量をもらったので、ジャガイモと玉ねぎは8月は買うことがなかった。

 2つ目は、お盆で2泊3日の旅行に行き、その時の食事をレジャー費として計上したこと。8月のレジャー費は火を吹いてしまったが、年に数回の贅沢だから、自分を許してあげたい。

 

 9月は買い足さなければいけない調味料がいくつかありそうだ。塩、マヨネーズ、かつお節、その他諸々。あと、食事に彩りを添えたいので、ごまなども買いたい。買うものはたくさんあるが、しかし、料理クオリティは落さず食費を今月も35,000円程度に収めたい。葉物野菜の値段も落ち着いてきたし、なんとか頑張りたい。

 

 自炊するようになって知ったけど、ウィンナーって高いんだね!!シャウエッセンとかアルトバイエルンとか、高級品なんだね!!!

 

 何はともあれ、楽しく料理をしていきたい。

自分を信じることは難しい

f:id:y_neteru:20190906174845j:image

 今週は木金と休んでしまった。

 怖いとか不安とかそういうのじゃなくて、気分がずーんと重い抑うつ状態と、何もする気力が無い(ベッドから出られない、トイレに行けない、着替えられない、等)魂が家出した感じ。

 基本的に会社からストレスを受けているので、会社由来の不調(恐怖や不安)は欠勤連絡を入れてゆっくりすればだいぶ収まるし、ソラナックスを入れればなお収まるのが早いけれど、今回のはそういうことではないらしい。明日は土日で仕事しなくてもよいのに、気分が重い。たぶん波が来てしまったのだと思う。ぴったり6週間ぶり。

 

 4月、5月ごろはかなり体調が良かったと思う。欠勤はほとんど無かったし、毎日気力にあふれていた。ああ、私の病気は治る方向に進んでいるんだと、喜んでいた。

しかし、梅雨入ったくらいから体調が悪くなることが増えて、すごく悪化するわけではないけれど、良くもらなず、うつ病の治療は今頭打ち状態にあるように思われる。

 良くなる兆しが見えないと、闘病に関わらずモチベーションを保つのが難しい。例えば、スポーツに関して言えば毎日基礎練習ばかりだと、果たして自分は上手くなっているのだろうか、と自分自身に疑問が湧いてしまうこと、色々な人は分かってくれると思う。本田圭佑みたいな鋼メンタルの人は、これやれば必ず自分は強くなると自分を信じて地味な体幹レーニングを粛々とこなすことができるが、果たして一般の人間はいつも自分のことを信じることができるだろうか。

 

 この薬を飲めばきっと病気は良くなりますよ、と言われたらきっとテンションが上がるだろう。

 

 今週カウンセリングがあり、心理士からは、良くなっているとは言えないが悪くもなっていない、よく踏ん張っている、もともとアヤセさんはこの季節を苦手としているから例年のことですね、極力体力を温存する生活を続けるように心がけて下さい、と助言を頂いた。これ、内容は前回のカウンセリングとほぼ同じだった。これをこういう風に変えてみたら良くなるかもしれませんよ、みたいな助言を私は期待していたので、少しがっかりしてしまった。

 

 私はうつ病に加えて適応障害なので、様々なものごとに適応しなければならない。適応できないからストレスを受けるのである。適応するには、適応できないものごとに対峙して身体を慣らしていく他ないのだが、これがスポーツの例えで言う基礎練習のようで、モチベーションを維持するのが難しい。仕事に行って適応する努力をして適応できるようになる、そういう自分が今なかなか想像できない。自分自身を信じることは難しい。

うつ病に効く〇〇

 うつ病を患って6年あまり、治したくて、藁にも縋る思いで、いろいろ試してきた。

 医師に処方してもらう抗うつ薬、鎮静剤、睡眠導入剤、それに心理士のカウンセリングに今は落ち着いている。

 「うつ病には筋トレが良いんです」という医師に従って、腕立て腹筋背筋を相当数毎日行っていた時期があった。体は確かにシュッとした。けれども鬱屈とした気分、抑うつ状態が無くなることは無かった。

 「毎日喫茶店に行って音楽を聞いてると良いんですよ」という医師に従って、しんどい体を引きずって毎日喫茶店やカフェに通ったこともあった。その時は休職中で、席でコーヒーを飲みながら音楽を聞いていると、周りの人間が気になる。ノートパソコンを広げて仕事をしているサラリーマンはどこの喫茶店にもいると思う。私はこれがしんどかった。そういう人を見ると、私は毎日喫茶店に来るだけで何も生産的なことをしていないな、同年代の友人たちはバリバリ働いているのに私は喫茶店に来るだけしかしてないな、そんなことばかりが頭の中をぐるぐる回ってしまって、ちっとも心休まらなかった。

 「うつ病には散歩が良いんですよ」という医師に従って、毎日仕事終わりに近くの大きい公園を30分から1時間ほど歩いた。当時は一度やめていたポケモンGOを再開した時だったので、音楽を聞きながらポケモンGOをして歩いた。その公園、ポケモンがよく出現する場所だったので、ほとんどスマホを見ながら歩いていた。これが、余計なことを考えなくて済んだので喫茶店と違って頭の中が空っぽになって良かった。加えて、時間とともに空が青から濃い群青へと変わっていき、春は柔らかな日差しを、夏は生い茂る緑を、秋は赤く染まった葉を、冬は凍てつく風を感じることができた。土の匂いも良い。自然を感じるのは私の精神には良かった。

 残念ながら引っ越して現在の家の近くにはそういう散歩できるような場所がなくて、住宅地なので歩いてもあまり楽しくない。ポケモンもあまり出ない。家の居心地は良いので、散歩ができないことだけが残念だ。

 「日記をつけて毎日の生活を記録しましょう」という医師に従って、簡単な日記をつけ始めた。その日行った仕事を1行。もし精神的な変調があれば、どんな感じがしたか。疲れていたり怠かったりすればその様子を。欠勤した日は、どんな症状で会社に行けなかったか。これ、2つ良い点があって、1つ目は書くことで消化されること。仕事とプライベートのオンオフが苦手な私にとって、この日記を書くことによって、その日の仕事はもう終わったことになる。書けばプライベートが手に入る。もう1つは、心理士とのカウンセリングの時に、私が何にダメージを受けているかを振り返って具体的な要因を探ることができる点だ。なぜこの日は欠勤してしまったんですかと問われると、その前日の記載を確認して、例えば重たい会議があって精神的に疲れていたとか、大声のクレームの電話をとってしまったからとか、そういう具体的な理由を見つけることができる。具体化ができれば対策が立てられる。カウンセリングではこのようにして日記を使ってPDCAを回して、色々な事象に私が適応できるように訓練している。

 「水素を吸って脳の炎症を抑えましょう」という医師には従わなかった。水素だぞ。火がつけば爆発するんだぞ。馬鹿にしてるのか?と思った。その医師は有名な漢方医の弟子らしくて、期待して行ったのだけれども、期待していたからこそ落胆も激しかった。医師曰く、私の脳はウイルスが入って炎症を起こしていて、それが自律神経を乱れさせ情緒を不安定にさせている、とのこと。血液検査とかではなく、鉄の棒を何回もこちらに向けただけでそれが分かるらしい。とりあえず4週間分の保険適用の漢方薬をもらって帰ってきた。ググったら夏バテに効く漢方らしい。とりあえず、お金を払ったからには4週間飲むけど、あまり期待していない。

 

 「うつ病に効く〇〇」という商品やサービスは世の中にたくさんある。エビデンスに基づいた医療行為や、自律神経を整えるマッサージや、神様のご加護を受けられる壺など、ピンからキリまで。神様を信じて治った人は、それはそれで良いと思う。でも、精神疾患の人は誰かに助けてもらいたくてたまらない日々を過ごしている。そこに付け込んで金を儲けようとする人間を私は許さない。

 

毎週土曜日のささやかな楽しみ

f:id:y_neteru:20190831103311j:image

 お盆が終わってからの毎週土曜日のささやかなかな楽しみは、ミカドコーヒーで買った三笠ブレンドをドリップして飲むことだ。

 二人とも毎日忙しいから、土曜日朝のコーヒーを一杯飲む時間が、その対比としてゆっくり流れていく。心がほぐれてリラックスできる。

 「美味しいね」「うん、美味しいね」それだけの会話なんだけど、二人で時間を共有している感覚がとてもあるのも良い。

 

f:id:y_neteru:20190831230203j:image

 あと最近、実家から桃と梨を貰ったので、毎晩デザートで食べている。果物は高くていつも買えないから、すごく嬉しい。旬のフルーツはやっぱり美味しい。これも嫁と「美味しいね」「うん、美味しいね」の会話があり、良い。

 フルーツが食卓にあると、ちょっとした贅沢をしている気分になって、日々の慌ただしさに少し潤いが出る。

 

 あまりお金をかけなくても、少し気分が良くなる工夫、していきたい。

 

 

婚約しました

 表題の通り、婚約した。

 プロポーズは、私は話すのが苦手なので、気持ちを事前に手紙を書いて、読んで伝えた。

 婚約したからと言って、毎日の生活で特に何かが変わったということはない。強いて言えば、外での恋人の呼び名が彼女から嫁に変わったくらい。

 

 あと、せっかくなので婚約気分を味わうためにゼクシィ買ってみた。

f:id:y_neteru:20190902122117j:image

 これ、物理的にめちゃくちゃ重い。すごい量の広告。二人で読んだけど、読むだけで疲れてしまった。ゼクハラという言葉があるけど、結婚を意識してない中でいきなりこれ買ってこられたら、精神的にも物理的にもしんどいな。

 

 

 結婚とか婚約とか、うつ病を患ってからはずっと諦めていたことだった。それは健常者にだけ許されることで、人生のレールから転げ落ちた私には無縁だと思っていた。でも、だからこそ、とても憧れていたことだった。うつ病の私でも、婚約できたこと、大変有り難いことだと心の底から思う。

 嫁には付き合う前に、私の病気のことは全て伝えていた。いつからか、どんな症状か、どんな薬を飲んでいるか。それでも付き合おうと言ってくれた。同棲してからは、体調が悪くて家で塞ぎ込んでいる姿も嫁は見ていた。

 そういうの全て込み込みで私のプロポーズを受けてくれて、嫁には感謝の念しか無い。

 

 うつ病含めて精神疾患、障害を理解してくれる人は世の中にはまだ少ない。サッカー選手のイニエスタさえうつ病になるのだ。全ての人間のそばにはうつ病は潜んでいる。ブラック企業パワハラうつ病になった人や自ら命を絶った人ががニュースになったりしたお陰で、世間の理解は昔よりは随分とマシにはなったと思う。それでも、理解者は少ない。親友だと思っていた彼や彼女でさえ、私の病気を理解をしてくれはしなかった。

 そんな世の中で、うつ病に理解を持って、私を愛してくれる人と出会えたのは、奇跡に近いことだなと、付き合い始めてからも、婚約して数日経った今でも、強く思う。思うというか、奇跡そのものだ。きっとこれからもそう思う時はたくさんやってくるだろう。

 

 朝起きて、抑うつ状態が酷くてベッドの上でううーとなっていると、嫁は寝室のカーテンを開けずに部屋を薄暗くして、私を放っておいてくれる。嫁はその時リビングで静かにゲームをしている。そういう気遣いがとても助かる。そういうことができる人と家族になれることを、大変有難く思う。

 

 これからは家族という社会を築いていく。私は、私を愛してくれた人を一生愛し、感謝し、守りたい。

 そのために、病気を克服したい。私は、克服したい。

 

 結婚式も、ずっと諦めていたけど、反面すごく憧れていた。だから、嫁に結婚式場相談カウンターに行こう!と提案したら、流石に急ぎすぎだよとたしなめられてしまった。

丁半博打

f:id:y_neteru:20190826174337j:image

 通例、抑うつ状態の時まず第一に行うことは心身の回復なのだが、私の場合その方法が2通りあって、実際行ってみないとどちらが正しいのか分からないのが、難しい。

 一つ目は、暗い部屋でベッドに横になる方法。これでうまく行けばストンと寝られて、起きた時には少し行動できるくらいになる。失敗した時は、うなされて起きて脂汗ビッショリ、頭の中は仕事やその他ネガティブなことでいっぱい、寝る前よりむしろヘロヘロになる。

 もう一つは、明るい部屋でゆっくり過ごすこと。座りながらボーッとするのが基本で、少し余裕があれば携帯をいじったり、ラジオを聴く。テレビは情報量が多いし、ニュース番組とかは不幸なことが流れてくることが多いから殆ど利用しない。

 最初にも書いた通り、これ、やってみないと分からないのが本当に難しいし、困る。「今日は明るい部屋の方が良いでしょう」みたいに的確にサジェストしてくれるアプリとかあったらいいな。

 

 心身が60パーセントくらいまで回復してくると、少し行動した方が更に体調が良くなることが多い。誰かと連絡を取ったり、会話をしたり、料理をしたり、部屋を掃除したり、コンビニへ散歩に行ったり、本を読んだり。これも、今自分の心身が何パーセントの状態か携帯の充電みたいに分かれば良いのに。60パーセントに達していないで行動するとすぐ消耗してしまうし、60パーセントに達してても動かないと怠くなってしまう。

 

 同じような精神疾患を患っている人は、何を目安に休んだり動いたりしてるんだろうか。

 

 心理士からは、抑うつ状態の時は無理にもがいたりせず、流れに身を任せた方が良いとアドバイスして貰ってるんだけど、どういう流れに今自分が乗っているのか知る方法が無い。

 今の私には、結局は丁半博打みたいに、どちらか一方に賭けるしかないのだ。

 

薬漬けになっても会社に行くべきか

f:id:y_neteru:20190823173256j:image

 うつ病を患ってから、もうかれこれ6年経つ。気づけばもう30歳。

 このところまた抑うつで会社を当日欠勤したり、遅刻や早退を繰り返している。今日も早退してしまった。

 会社にいると脳の中の感情の部分がギューッと押しつぶされるようだ。手足も緊張している感触がある。

 社内からの視線が最近厳しい。しかし、健常者から見ればそれはそうだ、と思う。あいつは毎週のように休んでる、さぼっている、ラクをしている、そう見えても別に普通のことだと思う。私もうつ病になる前は、そういう人をそういう目で見ていたから。

 会社の偉い人たち以外の社員には、うつ病であることを隠している。偉い人たちも庇ってくれたり、病状を心配してくれてきたが、そろそろ限界が来ているように感じる。

 本当にここ最近、視線が厳しいことを肌でヒリヒリと感じる。

 

 カウンセリングに行くと心理士に出勤状況を尋ねられるのが恒例になっている。今月は何日休みましたと答える。心理士はいつも「今月は頑張りましたね」「この季節だからしかたありませんね」「なんとか踏ん張ってますね」と、労いと慰めの言葉をかけてくれる。

 

 そう、今はなんとか踏ん張っている状況だと思う。連続欠勤は8月は無い。何とか持ちこたえている。

 それはソラナックスのお陰だろう。この薬は本当によく効く。飲んで15分くらい経つと不安感や恐怖感が無くなっている。薬が切れた反動も無い。朝起きて今日はしんどいなと感じても、ソラナックスを飲めば、家を出るまでにはメンタルが安定している。

 あまりに便利すぎるために、服用回数が増えてきてしまっている。最初に処方されたのは4月中旬くらいだっただろうか。その時期は週に2錠程度だったが、お盆前の週は毎日服用するようになっていた。

 私は頓服として2週間で5錠処方してもらっているが、すでに今もう手持ちが少なく、次の通院までなんとかやりくりしていかなければならない。もしくは、次回の予約を待たずに病院に行って追加で処方してもらうか。。。今の主治医はなるべく弱い薬、少ない薬で治療をしようとするので、追加がもらえるかは分かりかねる。虎の子のソラナックスになっている。

 ソラナックスについてネットで調べてみると、私のような頓服的な使用方法以外に、常用としての使用方法もあるらしい。依存性はあまり高くないと書かれている。でも、依存症のリスクはあると書いてあるサイトもある。

 どちらにせよ、もう薬は増やしたくない。服用する薬が増えるたびに、うつ病が悪化している証のような気がしてしまう。すでに抗うつ薬を毎食後2種類を1錠ずつと、寝る前に睡眠導入剤など3種類を2錠ずつ飲んでいる。今1日12錠飲んでいる。血液検査の数値は悪くないので、内臓への負担は今のところ大丈夫そうだが、気持ち的に嬉しいものではない。これに毎日ソラナックスを飲むようになると考えると気が滅入る。

 十分今でも薬漬けで、薬無しでは生きていけない身体なのだが、これ以上は増やしたくない。でも会社へ毎日出勤するためにはソラナックスの力が必要なのは、事実である。

 4月からメインの経理業務に加えて、他の業務にもぼちぼちアサインしている。これがソラナックスを使うようになった主な原因だとは思う。

 果たして薬漬けになってまで、会社へ行く必要がだろうか。昨日はソラナックスを敢えて飲まず、会社を休んだ。気分は最悪だった。ベッドに横になっても、うなされて起きて脂汗でびっしょりだった。

 私の会社、私がいないと回らない。私の仕事が滞ると他の社員も仕事ができなくなる。そして、これからもっと重要な仕事を任される予定になっている。それに生きていくにはお金が必要だ。家賃を払い、食費を払い、光熱費を支払わねばならない。医療費もかかる。

 

 私は会社に毎日出勤しなければならない。しかし、薬漬けにはなりたくない。

 もしかしたら、うつ病をオープンにするときが来ているのかもしれない。うつ病を隠さず働ければ、もしかしたら楽かもしれない。しかし、考えられるリスクは山ほどある。オープンにして働くか、クローズドで働くか、とても今悩んでいる。